育てる

アルゼンチンはブエノス・アイレスのお客さんのところに来ています。

ブエノスというと聞こえは良いのですが(goodという意味ですから！)、

まだそれらしいことは経験していません。

強いて言えば練乳くらいか。。。激甘なのだが、

アルゼンチンでは有名みたいです。それからワインのMALBEC、

これは当地で飲むのが一番！　ということで早速ハーフを同僚の

2人で乾杯！これがアルゼンチンらしいかな。でもまだまだMALBECは

飲むよ～！これ飲みに来たといっても過言ではない！あっ、言っちゃった

さてさて、今回の出張は同僚のOJTがメインですが、なかなか自分勝手に

テンパってます。人が私の予想していた動きをしてくれないと

何だか、腹が立ってしまう。本当に自分勝手な考えで自分でも

嫌になっちゃうけど、学ぶんだったらもっと貪欲に質問しろよ、

もっと謙虚に、とか勝手に想像して裏切られて嫌な気分になり。

特に私は日本人、彼はブラジル人なので、

まぁ、民族で分けるのもよくないのですが、人を教えるには

その人を知らないといけないな、と感じました

これでは前の職場の上司が俺に課していたことと一緒

じゃないか、とさっき風呂入っていて思いました。

まぁそれでも前もって私の書いた出張報告は読んで欲しかったな。

ほとんどと言って良いほど準備をしないのは良くないし、

後あと、全て自分に返ってくるんだよね

どうやっても楽な方向とか、自分が悪くない方法を探しだそうと

する人が多く、本当にたまにぶん殴ってやりたいくらいな

思いをするけど、今のブラジルのシステムと彼らの気質を

考えたら濡れ手に粟でしょう

怒る気もなくなるというか、こうやって競争力のなくなる

国を作っていき、やがて賃金上昇も止まり外資の圧力に負け

職も失い、文句を垂れ流しながら生きるのでしょう

それでも、それでも自分は彼の上司であり、マネージャーで

あり、やっぱり使命は彼を育てること、そして結果を出すこと。

人を育てること、というか、人を一人預かるというのは

こういうことか、と。一瞬一瞬が試されています。

今までにないような仕事をしているので、自分で

答えをその場で出していかないといけない。お蔭様で

気合が入ります

もっと彼の良いところを見つけて伸ばしていきたい

明日からは褒めよう

今日のポル語

Pertencer 所属する