分かりやすいブラジル
午後1時、同僚たちが帰っていく。私は2時間遅れの出勤にしたので
15時まで勤務。15時20分頃、いつもは18時過ぎに見られる光景が
この時間に見られる。そう、帰宅ラッシュだ。道も駅もバス停も
どこもかしこも大渋滞。なんて分かりやすい人たちなのだろう。全ての
ブラジル人を狂わせてしまうのがサッカー。
これだから私はブラジルが負けるのが怖いのである。
だけどその気持ちはすごく分かる。私は西武ライオンズの大ファン
だった。開幕戦は毎年見に行っていたほど好きで、常勝ライオンズに
なるにつれて、その気持ちは深くなっていった
試合は自宅で観戦したが、始まると家の前の道路に走る車はほとんど
ゼロ。とても平日の昼間とは思えない。バールには人だかりでラッパや
歓声がこだまする。
メキシコとの試合は一進一退、スコアレスドローで試合が終わると、
なんともいえない雰囲気。そう、しーずかな時間が5分くらい流れて、
街はいつもの賑わいを取り戻し、日常に戻っていった
今日のポル語
estatico 静止