1000太郎の脳みそ in BRASIL

ガリンペイロ(金堀り)移民に魅せられブラジルに移住しました。妻を筆頭に、お茶とスキーとバイクをこよなく愛します

出国しました

日本での全日程が終了しました。

最後は千葉県市原市の合成ゴム工場で、独特の香りに

囲まれました。

 

自分はブラジルで機械から化学まで取り扱うことになるので、

1ヶ月に亘って研修を受け続けました。

 

研修とは教わる一方で、自分からは主体的に動かないというものでしたので、

ここ1週間くらいは身体の疲れもありましたが、今いちぱっとしない

ような、モヤモヤとした感覚でした

 

研修の前半はやる気もあり、自分をさらけ出して

いこうと思っていて、気分も良かったのですが、

最近は受け身ばかりで、あまり前へ前へという

気持ちにはなりませんでした

 

しかしここで一息ついて(電池が切れて)逆に

肩の荷が下りました。少なくとも研修を受けるという

意味では、素直さが大切ですので、あまり力まないでも

良いのでは、と感じ始めました。

 

逆に能力、感覚が落ちてしまったのはブラジルに対する

意識です。これから学んだことを生かして

いこうという気持ちが薄れていました。

 

毎日の研修をこなすこと、万全の体調で朝を迎えることに

集中していたことで、すっかり夜の復習や将来の仕事への

種まきを忘れていました。

 

自分がかわいいばっかりに、外のことに目を

向けられませんでした。

 

これは体力云々よりも気持ちの問題だとおもいます。

自分はいつも、明日の為に休もう、もう疲れたから、

とか、すぐに限界を作ってしまいます。しかし、実際にはそんな

ことは絶対にありません。30歳を超えてから再開した空手でも

今までの稽古では味わったことのないくらいの

追い込みが出来、充実感を感じられているし、先日機械の講義の時にも

猛烈な睡魔に勝つことも出来たし、37歳になっても

まだまだ人間の能力っていうのは伸びるもんだ、と

感じているし、伸ばさないといけないのだと思いました

 

要は命がけになれるかどうか、だと思います。

そう、そこに全てを懸ける、一所懸命になれるかどうか、

だと思います

 

ブラジルを発って40日です。これからいよいよサンパウロで

仕事開始ですが、もう1時間も無駄にしたく

ありません。次はデトロイトで3日間の研修。めちゃくちゃ寒い

ようですが、ラストスパートで燃え尽きます

 

今日のポル語

Ponderada 重要な